沖縄がつなげた2人での思い出
大学3年の時にとにかく沖縄が大好きだった自分は、暇さえあれば友人たちに沖縄旅行体験談や、食べ物の美味しさ等をよく話していました。
そんな自分にとある友人が『今度知り合いの沖縄の女の子が東京に遊びに来るから会ってみる?』と誘ってくれました。1人でも多く、沖縄の友人が欲しかった私は、すぐにOKの返事をしました。
仲良くなったら飲み友達になって、沖縄旅行に行ったら美味しい居酒屋を教えてもらおう…正直下心はなく、純粋に沖縄のことを教えてもらえる友人が増えるという喜びでいっぱいでした。
そんなこんなで約束の当日。こちらも男の友人を連れていき、あちらは女性2人の合計4名で食事をすることになっていたのですが、、、現れた沖縄の子を見た瞬間に電流が走りました。いかにも南国の健康的な美人という印象の彼女はショートカットがとても似合っていて、自分はもう、すぐに緊張してしまったのを覚えています。沖縄の訛りも色濃く残る彼女、Aさんは緊張している自分にも積極的かつ明るく接してくれて、会はあっという間に終りの時刻になりました。
帰り道、連絡先を交換したものの翌日からはまた沖縄に帰ってしまう彼女との別れをとても惜しいと思っていた自分に信じられないひと言が彼女の口から発せられました。
「実は東京の大学に合格したから、数か月後からは東京で暮らすんだよ、だから今回はその下見も兼ねてたの」と。
飛びあがりそうな喜びを隠しながら、また必ず東京で会おうと約束し、その日は別れました。